こんにちは、佐々木です。
Webライターとして少し案件がこなせてきている人はWebライターで稼ぐならSEOでしょ!と思ってる人が多いかもしれませんが、ライターの仕事はSEOだけじゃありません。
この記事では
- そもそもSEOってクライアントはなんのためにやってるの?
- SEO以外の企業の集客方法
- ライターとしてステップアップする案件
について、副業で3年ライターをして、今はフリーランスライターの私が解説します。
この記事を読むとSEO以外の選択肢がわかり、チャレンジするべき道が見えてきます。
SEOってそもそもなんのためにやってるの?
SEOは簡単にいえばGoogleの検索結果の上位表示を目指すためにすることの総称です。
これには書き方もサイトの作り方なんかも入ってきます。
クライアントやメディアはなんのためにSEOの成果を求めるのでしょう?
会社の商品やサービスの販売がゴールということがほとんどです。
検索結果に出てきたページから記事を読んで、自社の商品に興味を持ってもらい、購入に繋げるのが目的です。
ただし、メディアやクライアントの状況によっては、リードの獲得までが目的の場合もあります。
リードはお客様の電話番号やメールアドレスのことです。
リードを獲得できれば、クライアントの営業マンが電話やメールでアポを取って販売に繋げることができるからです。
SEO以外の集客方法
会社の商品やサービスの販売がゴールとするとSEOで集客できるようになるまでには、Googleの評価を受けて上位表示されるようになるまでには数ヶ月~1年ほどを要します。
そのため、即効性やユーザーの検索しているキーワードの把握などのためにはGoogleやYahooの検索結果連動型広告を回したほうがスピードがあります。
すぐに買いたい、使いたいと思っている人は広告で集められるとしても、その商品を知らなかったり、まだ商品を買う必要がないと思っていたりしている人もいるわけです。
そのような人にはSNS広告やSNS運用、ディスプレイ広告なんかが役に立ちます。
ディスプレイ広告はYahoo!Japanのトップページの右側にあるようなバナー広告のことを言います。
さらに、一度購入画面まで行った人や同じような商品を検索した人に対して広告を出すリターゲティング広告というものがあります。
これらを広告で回せるため、実はSEOの優先度は低いです。
ある程度、広告で黒字が出てから出ないとSEOに割く予算が捻出できないことが考えられるためです。
ただし、最初から同時進行する場合もありますが、その場合も購入に近いキーワードから記事を書いていくことになると考えられます。
ライターとしてステップアップする案件
SEO以外の集客手段に広告があるため、商品の購入に近い仕事のほうがSEOより優先度が高いです。
SEOからさらに成果に近い業務に関わる方法としては次の案件に関わることが考えられます。
- 導入事例記事(お客様の声)
- ランディングページ(LP)
- ホワイトペーパー
LPはリードを獲得や商品販売する際の縦長のページのことで、セールスコピーの技術が必要です。
導入事例はお客様へ導入した効果を聞き、記事にすることです。
また、ホワイトペーパーはリードを送ってくれた方に無料で送る資料のことです。
これらの作成には取材やインタビューのスキルが必要です。
SEOは集客方法の1つでしかないということ
Webライターの駆け出しのときにはほとんどSEOからスタートします。
これはスキルの習得が比較的カンタンですぐに活動を始められるからです。
ただし、SEOを集客手段の一つであることを理解できているかどうかで、クライアントとの関わり方も変わってきます。
集客の手段のであることが理解できていれば、営業資料としても利用できるようなSEO記事を書きませんか??などといった提案をすることができます。